遅ればせながらMac OSをHigh Sierraにしました
●発表されてから一年がたちそう
Appleから「High Sierra」の発表が去年(2017年)の6月にあってそろそろ一年がたちます。
「Sierra」を起動するたびにApp Storeが「High Sierraにアップグレードしないか?」というウィンドを出してきて、いつも「あー、はいはい、後でね」で誤摩化してきたけどそろそろアップグレードしなきゃなと思う今日この頃。
とりあえずはダウンロードしとかないと後々「High Sierra」が必要になった時にダウンロードした履歴が無いと次期OSが出た時に前OSがダウンロードできないという状態に陥るので…本当は今必要ないけどダウンロード&アップグレードはしなければと(思いながら実行できませんでしたー)。
いやなんというか「Sierra」も結局あまり使ってないのよね…実際。
イラレCS6使っていて「Sierra」だと結構頻繁に落ちるので、結局、イラスト作業は「Mountain Lion」になってしまうということになります。
なので「Sierra」の使いどころは「Deep Meta」を見るかBlogの制作に使うだけでほとんど使っていないのが実情です。
●決心がついたのはHDDの価格下落
そんでもってOSのアップグレードをするならやっぱり外付けHDD(ハードディスクドライブ)。
とりあえず購入条件は以下の通り
1 中身ありの外付けHDDでなく内蔵HDDを出し入れできるケースであること (HDDが壊れた時や容量を変えたい時などを考慮して)
2 大きさは2.5インチケース (理由はコンセントをこれ以上増やしたくないので電源はバスパワーであること)
3 金属ケース (今Sierraに使っているのがプラスチック素材のケースで放熱が不安という理由から)
4 できればHDDの容量2TBは欲しい (パーティション切ってTime Machine用と次期OS用の容量を確保したい)
5 Thunderboltが空いているのでThunderboltで接続したい (これは別にUSB3.0で妥協してもいい)
まずThunderboltに対応したサイズ2.5インチのドライブケースが無い!いや、あることはあるがAC電源アダプター付きのモノ(Delockの商品)である。やっぱりバスパワーは妥協したくない!(コンセントを増やしたくないのもあるが、ACアダプターという邪魔な物もこれ以上増やしたくない!)ちなみにバスパワーでThunderbolt対応のHDD込みの外付けはあるが値段が高い!HDDの価格が下がったとはいえまだ高い!
なのでThunderboltは諦めてUSB3.0で探すことにします。
あーだこーだ悩んでいる所へAmazonからのタイムセールのメールで即決。
「まぁ、いいか!安くいこう!」
●で、購入したのが…
これ。
ineo 2.5インチ アルミニウム外付けハードドライブケース Type C USB3.1。
「ineo」とは聞いたことも無いメーカーなので多少不安になるが。
内蔵HDDはSeagateの2.5インチ2TB NANDフラッシュ FireCuda (SSHD 8GB)。いつもHDDを買うときは安全策という観点から東芝か日立なのですが、9.5mm以下の2TBが無いようなのでSeagateで妥協しました(こちらも多少不安ですがSeagateも日々成長してることを願いましょう!)。東芝や日立の1TB(9.5mm)に妥協するか悩みましたが容量を優先しました!
9.5mm対応のドライブケースに7mmのHDDを入れたので上部に2.5mmの隙間ができる。ドライブケースにはスポンジ状の小さなスペーサーが付いてます。
●「High Sierra」をインストール
パーティションを切って、「High Sierra」をダウンロードしてインストール。
「Sierra」からデータを引き継いで完了。前回のインストール時に時間を計測していなかったのでUSB3.1がどのくらい速いか分かりませんが体感的に速くなってる……かな?
それより気になったのが作業中ドライブケースがアッツ熱になったこと。内蔵HDDとケースの天板が離れているにも関わらずアッツ熱になった……というかくっついてないから放熱が上手くいかずアッツ熱なわけですね(汗)。ちょっと放熱対策しときますか……
●ドライブケースに放熱対策
HDDとケース上部のアルミ(蓋)が2.5mm離れているので熱がアルミ材に伝わるよう熱伝導用シリコンシートを貼りました。
2.5mmの厚さのシートがなかったので、2mm厚と0.5mm厚のシートを蓋の裏に張り付けました。
蓋は何の抵抗もなくすんなり閉まり完了しましたが、開けるときのことが気になったので再度開けて確認したら蓋にHDDがくっついてきました(まぁシリコンシートなので粘着力があるのですが)。
これは蓋を少し開けた状態で平たい棒(近くにアイスの棒があったので)等で抑えつけながら蓋を開けました。
これは知らずに開けると中の基板を破壊しそうなので注意が必要です。
ちなみにこの放熱対策はメーカー推奨じゃないと思うので真似する方は自己責任でお願いします。
なんとなくまだ心配なのでSSD用のアルミ製ヒートシンクを貼ってみました。
一日様子をみましたが取り敢えずアッツ熱には今のところなっていません。
とりあえず「High Sierra」は無事インストールできました。時間のあるときにでもおいおいいじっていこうと思います。
では、また。