手書き文字
●書(描)いた文字が今ひとつ納得いかない
『母の日』を人気順で絞り込むと多数の作品が筆記体で書かれたようなオシャレな作品が出てきます。
「よっしゃ、いっちょ自分も書いたるか!」と思って書いてみるも……
なんか今ひとつで……自分で納得するモノが出来ない。
最初はイラレ上でペンタブを使って書くも上手くいかず、それなら「紙に下書きしてからペン入れしてスキャンしてみようかな」と思って書いたのが上の画像。使用してるのは左からぺんてるの消しゴムの CLIC ERASER FOR PRO、下書きにゼブラのTect 2way 0.3mmシャープペン、縁取りにパイロットの万年筆 kakuno 細字、塗りつぶしに使ったトンボの筆文字お助けペン 筆之助 しなやか仕立て、パイロットの筆まかせ かんたん筆ペン 細字と極細です。
これは下書きをトレース台でトレースしてペン入れしました。
なんかイマイチです。
●何となくだけど「基礎」がなってないかな?
カッチリした文字はイラレで直接作れていたけど、流れるような曲線を多用した文字はそれなりに勉強しないとダメですね。
今まで参考にしていたのがこの本「タイポグラフィの基本ルール」。
フォントに関して詳しく出ているのでデザインとか色々参考にさせていただきました。
しかし筆記体のような書体は少なく、この辺の知識を得るには実際紙に書く方面の書籍が必要だなと。
そう思って購入したのがこちらです。
こちらの本にはファウンデーショナル体、ローマンキャピタル、イタリック体、カッパープレート体などの書き方やデザイン上のルール的な事柄や使われる道具(ペン先やペンホルダー)などが詳しく書かれています。
特にカッパープレート体は目指している書体なので特に参考になります。
フローリッシュ(文字の後ろとか前にうにょうにょ出ている飾り線のこと)の書き方も出ているので参考にさせていただきます。
●確か道具はあったはず
ペン先やペンホルダーは昔使っていたのがあったはず……
不安なのがペン先やホルダーの金属部分が錆びてないか……
とりあえずしまった場所を発掘してみるか……