ブドウの袋がけ
●摘粒して袋がけ
ブドウの粒が結構な大きさになったのでそろそろ袋がけしなければと。
あまりそのままの状態を晒していると病気(褐斑病など)になりやすくなるので雨が降る前に袋がけをします。
摘粒するのは上の画像のブドウを例にすると奥まった所にある粒や密集してきつきつになっている所の粒を間引きます。
毎年3〜4月頃、新芽が出始めると園芸用の殺菌剤のダコニールを散布するのですが、今年はかつて痛めた右膝の靭帯が再発したのでガーデニングの作業がなにもできなくなりブドウの幹全体が褐斑病にやられてしまうという状態に。
上の画像でも(ブドウの房の右にある)緑色の若い枝が所々枯れているのが見てとれます。
これがブドウの房にも影響が出ているため結構な量の房を残念ながら間引きました。
さて、袋がけした総数は159袋です。去年が300袋だったので今年は大体半分です。
いつもは多少病気になった房も後々元気になって甦ったりするのでよっぽどひどい房以外はほとんど袋がけします。
足がまだ本調子でないので低い位置のしゃがんでの作業が大変でした。(膝を深く曲げられないのと曲げた状態で体重をかけられない…)
159袋かけましたが全てが収穫できる訳ではありません。
台風などの大風で脱落したり、病気にやられて袋のなかでミイラ化したり、いつの間にか虫(特にカメムシ)が侵入したりと大体2割りくらいがダメになります。
●今年も種無しは失敗しました……
薬(ジベレリン)を付けた時期が悪いのか……それとも薬(ジベレリン)の濃度が薄いのか……
摘粒作業中、時々実の中を割って確認したのですがことごとく種が入ってました……
痛い足を引きずって行ったあの作業はなんだったのか……虚しくなります。