購入された自分の作品が何に使われたのか見たことがあるか？

●さて、探そうと思えば探せるものなのか…

「購入された作品がどうゆう風に使用されているのか気になりますか？」と聞かれたら、私はたいして気にならない方の部類に入ります。
日本国内がメインターゲットの場合だと偶然街中のポスターや看板で見かけたとか、ネットサーフィンをしていてWEB上で画像を見かけたとかあるかもしれませんが、私の場合は国外をメインターゲットにしている関係上、偶然で目撃することはまず難しいです。

そうなると使用されている作品を見るには自分から探さなくてはなりません。
ではどうするかというとGoogleで画像検索をするという方法になります。
しかし、WEB上にあれば検索にヒットするかもしれませんがリアルにある場合(ポスターやチラシ等)は検索にでません。
昔、私も何枚か試しましたが1枚しか出なかったので途中であきらめました。(飽きたというのが正しいか…)

さてその1枚というのが私のポートフォリオの中でやたらとダウンロードされる作品が1枚だけあって
「何でこれだけやたらとダウンロードされるんだろう？」と不思議に思っていた作品です。
検索されたアドレスを開いてみるとボタン画像等を紹介している海外ホームページで、そこにその作品のサムネイルがあり、クリックすると私の作品の販売ページへ飛ぶようリンクが貼られてました。(リンクを貼ってくれた方、ありがとうございます)

結局のところ使用されている状態での自分のイラストはなかなか見つけられないものだなぁと思っていたら…

●意外な所で使われていました

唐突ですが「TED Conference」という世界的講演会をご存知でしょうか？
日本だとNHKのEテレで「スーパープレゼンテーション」というタイトルで毎週木曜日の夜中に放送されています。(2017年10月現在)

確か4年くらい前になるかと思います…そこでダニエル・スアレースというSFスリラー小説家が講演した回でタイトルは「The kill decision shouldn’t belong to a robot(殺しの判断をロボットにさせてはいけない)」に私のイラストが使われていました！

画像をクリックすると動画のあるTEDのサイトに飛びます

ちなみにこのTEDに私のイラストが出ていると発見したのは私自身ではありません。
前職で一緒に働いていたデザイナーさんがNHKの番組予告放送に私のイラストが出ていることに気付き、私に知らせてくれたので私も確認することができたという経緯があります。
なので私に知らせていただけなければ(もしくは予告を見逸っていたら…)一生知らないままであったろうと思います…

TEDプロジェクター画面 2