2019年、ブドウの袋がけ
●去年は不作でした
去年、ブドウの収穫について報告しませんでしたが不作すぎて報告ブログ書く気がおこらずそのままにしてました……
何がどう酷かったかというと……
まず、ブドウの粒を大きくしようと計画し、ブドウの育て方とかである摘粒(摘果?)をしました。房のだいたい上1/3の粒を取り、残りの部分も密集しないように粒を間引きました。
さらに普段、袋がけしない房はそのままほっとくのですが、去年はそれらを全て取り除きました。
その結果……
去年まで袋がけしていないブドウを食べていた野鳥が今年は袋を剥ぎ取り食害!
(普通に袋が脱落した場合、中身の房も一緒に落ちているのですが明らかに袋のみで、さらに縛ってある針金の下あたりが引きちぎったような破け方をしていたので間違いなく、しかも袋がかかっていたブドウの房は啄ばまれた跡がありました)
カメムシも食べれるブドウが無いので袋に入り食害!
褐斑病に犯されていた房がいくつかありミイラ化!
台風の風でいくつか脱落!
という有様で、かろうじて残ったのも粒の大きさはいつもの年と変わらずちっとも大きくなりませんでした。
さらに最悪だったのが毎年ブドウ(袋無し)に巣食っていたカメムシが温州ミカンの木にも遠征して来て、ほぼ全てのミカンがまずくなりました……
カメムシにミカンが吸われるとスカスカのパサパサになり味も薄く食べた時のガッカリ感は半端ないです。
実の外見は吸われたかどうか分かりませんが、皮を剥くと吸われた所は皮とくっついてなかなか剥がれず硬くなっています。
まさかブドウの房をまびいてこんな酷い結果になんるなんて思いもしませんでした。
●余計なことをしないでいつも通り袋がけ
というわけで、今年はもう余計な事はしないことにしました!
種無し処理なんてしない!
摘粒なんてしない!
異常の無いヤツ、キレイな房だけ袋がけ!
鳥・虫用に間引かず残す!
で、319房に袋がけしました!
去年が159房だったのでほぼ倍。例年通りの数に袋がけしました!
もちろん袋がけする数日前にダコニール1000を散布して消毒はしてあります。
去年がちゃんとできなかったので今年は4月の終わりくらいからダコニール1000を1週間おきに散布しました。
(それでも褐斑病に所々やられてはいますが……)
あと、カメムシはこまめに捕殺すると決めました。