iStockで挫折する原因 その3
(NexyzBB版ブログ 2月25日から転載)
かつて自分も通った道。イラストをアップロードしてもなかなか売れず、「なんで売れないんだよ!」という怒りと焦りが諦めにつながる原因に…前々回の続き。
三つめにあげた「アピールが足りない(タグ付けが少ない)」ですが、タグ(検索するワード)が少ない人、多過ぎです。タグが無いということはアップしたイラストが無いのと同義です。当たり前ですが見られて初めて買われるので見られなければ買われないのは同義です。
フォトグラファーの人たちがたまに「タグをたくさん付けるな!少なくていいんだ!」と言ってる方がいて不思議と思うのですが。いやいや、ストックで作品数が少なかった頃(昔)はそれで通用しましたが、現在大量の作品があるので1〜2個のタグで検索したとして膨大な数の作品が出てしまう弊害あるので多数のタグでふるい落とします。(少ないタグで大量に売れた痕跡のある作品はかつて作品数が少なかった頃の古い作品です)
私が某出版社に在籍していた頃、Y社のストックフォトを利用してましたが、そこはイラストレーターまたはフォトグラファーが付けられるタグ数が最大15個(18個だったかも)くらいで、多数のタグによる検索方法を使うと、ほとんどヒットしないという使いにくい物でした。時間に余裕があれば1〜2個のタグで検索で大量の写真なりイラストを探すことができますが、忙しい中そんな事は出来ず苦労しました…
あとタグ付けは英語をオススメします。たまに日本人のコントリビューターさんの作品を日本語から英語に切り替えてみるとタグの数が減ります。これは日本語としては言い回しが複数あっても英語としては同じ単語で言える場合統合されてしまうからです。まぁ英語でも読み方が二つあっても意味が一つだと統合されてしまいます…
私はかつてタグをたくさん入れるために読み方が複数あって意味が一つのもを何度もたくさん入れたら運営に注意されました。
まとめるとタグは描いたイラスト見て思いつく限り単語を書き出し、意味の重複してるものを排除し、英語でつける…と効果があるということ。私は売れている方のタグを参考にします (同じジャンル・題材の場合で)。
ちなみに私も最初の頃、タグ付け20個前後くらいで日本語で付けていました…閲覧数伸びなかったです…
みなさん、検索されてナンボの世界です。